2022/02/10 16:25

ゆーわ商店のkoideです。
焼き物のお話の続きです。

〇焼き物のお話〇 その二

陶器と磁器の違い、二つ目は焼き方の違い、仕上がりの違いです。

どちらも高温で焼かれるのですが、陶器より磁器の方がより高温で焼かれています。
ざっくりいうと、陶器は1000℃前後、磁器は1300℃前後。それぞれ、材料や表現方法により温度は変わってきます。

焼き方は
「酸化焼成」窯内に酸素を取り込み、徐々に温度を上げて焼いていく。
「還元焼成」窯内に空気が入り込まないようにし、いわゆる不完全燃焼状態で焼いていく。
この2通りになります。陶器はどちらの方法でも焼かれていますが、磁器は「還元焼成」でのみ焼かれています。比較的、「還元焼成」は様々な条件をコントロールする必要があり難しいと言われています。

こうして焼き上がったそれぞれの焼き物にはやはり違いがあります。

【陶器】叩くと鈍い音の反応。素地の色は多種多様。土由来の温かみや自然な風合い。
【磁器】叩くと金属的な高音の反応。素地の色は基本的に白。原材料がガラス質なので、つるんとして固く薄い印象。

このように大まかではありますが、【陶器】と【磁器】同じ焼き物でもかなりの違いが見えてきましたね。普段何気に眺めているその焼き物、どちらの焼き物かわかるかもしれませんね。

〇画像の焼き物〇
こちら、何かわかりますか?私のコレクションの中から持ってきました。何やら小さいという事はお分かり頂けますよね。これ、ボタンなんです!裏側には糸が通せる通常のボタンの仕様が施されています。この小ささの中になんとも素敵な風景が描かれているのが驚きです。これは薩摩ボタンと呼ばれるもの。薩摩焼の技術により作りだされた焼き物のボタンなのです。

その3につづく